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アニメ映画『この世界の片隅に』プロデューサーが語る、クラウドファンディングの正しい活用法

クラウドファンディングはファン集め

成功の理由は何だったのだろう?

真木氏、

<クラウドファンディングは資金集めより支援者を集めることの方が大切だと思います。

特に、今回の場合、集まった資金だけで映画制作は無理だったし。それより、応援してくれる人をより多く集めた方がいい。ちゃんと誠実にやることが大切だと思ったんです。そこで「集めた資金でちゃんと映画を作ります」ということを、アピールしました。

まず、アニメ制作に経験や実績があるMAPPAさんや弊社(GENCO)の名前を出して、「おかしな事はしませんよ」と宣言。

また、監督が広島などでロケハンしている模様などもサイトに出して、準備をちゃんと進めていることも伝えました。>

 

集まった支援者(ファン)を大切にする

サイトでの支援金募集は、大成功のうちに終了。が、そこから先がもっと大切だ。

真木氏、

<支援者して頂いた方々は、この映画のファンでもあります。映画が出来上がったら、絶対に劇場へ来てくれる(であろう)お客さまです。

なので、約束したことはちゃんとやらなければならないんです。>

 

公約通り、映画に関する最新情報を、どのメディアより先に支援者全員へメールなどで配信。

これを、各支援者がSNSやブログで拡散することにより、結果的に映画のプロモーションにも繋がっている。

2015年7月には、制作支援メンバーズミーティングも全国3カ所で開催。イベント前には「映画制作が正式決定した」ことをアナウンス。イベント中は「支援してくれた資金でここまでできました」といった感じで、秘蔵の最新映像も公開。

支援者=ファンを大切にする、様々なアフターフォローを行っている。

この世界の片隅に06