
もはや人の姿は、スマートフォン(以下、スマホ)を手にして完成する、と言ってもよさそうなほど、誰も彼もがスマホを手にしている。
総務省の調査では、既に60%超がスマホを所有しており、20代に至ってはなんと94%がスマホを持っているという。
何しろスマホは、できることが多彩だ。
様々な調べ物がこれ1台で賄えるし、SNSやメールなどで人々が繋がり合っている(あるいはそんな気持ちでいられる)。おまけにゲームで遊べるし、写真や動画も撮れる。音楽や映像も鑑賞できれば買い物もできる。
そして何よりも、これだけの機能を持ち歩けるのだ。もはや便利すぎてこれがなければ暮らしていけない、という気持ちになるのは当たり前すぎるかもしれない。
そして、よほど冷静で自制心がなければ、“スマホ依存症”への道を、まっしぐらなはずである。
それほどスマホは、魅惑的なガジェットなのだ。
Next 「スマホ依存症」も良しとする真の依存症