カリスマが絵文字を手がけると…
原因は彼女がリリースした絵文字アプリ『Kimoji』によるもの。
ご覧いただければわかるように、札束や脱ぎかけのTバッグ、ミドルフィンガーアップ、マリファナ、シザープ(Sizzurp、コデインという薬をソーダで割ったもの)など、なかなかパンチの効いた絵文字が立ち並び、彼女のライフスタイルが詰まったようなラインナップで、本人はもとよりそのような生活に憧れや興味を抱く人々から支持を集め、瞬く間に拡散された。
1.99ドルのこの有料アプリは公開するやいなや、9,000ダウンロード/秒という記録的なダウンロード数を記録した。
しかし、そのことがApp Storeを“急襲”することとなり、この絵文字アプリを起動するとApp Storeに高負荷がかかることが判明。後日アプリ側にミスがあったことが分かり、修正してリリースした模様である。現在も米国のApp Storeのチャートでは、トップの座に君臨している様子だ。
日本でも、ソーシャルメディアにはカリスマがいるが、ここまで大きな影響力を持つ人物はいないのではないだろうか。
世界のトップスターの影響力の強さを知ると共に、Appleの思わぬ脆弱性が露見された事件でもあったように思われる。
【参考・画像】
※ Apple denies Kim Kardashian emoji app ‘broke’ iOS App Store – appleinsider
【動画】
※ Kimoji App Review! – YouTube
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