
インドネシアには、実に様々なジャンルの日系企業が進出している。だが最近まで、その進出企業の花形は重工業関連社だった。
インドネシアの自動車市場は、2013年までは飛躍的な右肩上がりであった。ところが2014年からそれが一段落し、新車販売台数も緩やかに下落している。
代わりに、今後は中古車市場が一花咲かせるという説もあるが、その説明は別の機会に譲ろう。
本稿執筆時点において、インドネシアで大成功する企業は重工業分野のそれだけに留まらなくなった。
むしろ、花形の座は、小売・サービス産業に移りつつある。
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