IT/テック

【プレイバックNASA 2015・後編】国際宇宙ステーションの活躍、地球環境とNASA

より詳しく地球環境を知る

次は、地球環境の観測だ。NASAは地球環境がどのように変化しているのかを知るために、2015年に、世界中の研究機関と情報や知識を共有することで、地球の自然環境の観察、研究を行う新しい方法を開発した。

NASAは10月に、日が当たっている側の、地球の画像を毎日更新して見せるサイトをオープンした。

これは、高度100万マイルに浮かぶNASAの『Deep Space Climate Observatory』のカメラで撮影したものだ。

NASA_2015_07
(c)NASA/Goddard

 

海洋と気候の関係は、2015年に非常に詳細に研究され、NASAは夏に、海洋の温度測定のデータを発表した。それによれば、近年、温室効果ガスによる熱が、太平洋とインド洋に特に蓄えられていることがわかった。

また、NASAとその協力機関によって、1992年以来、海面は平均で約3インチ上昇したことがわかった。場所によっては9インチ以上も上昇している。

研究によれば、将来的には数フィートの上昇も避けられないと指摘された。NASAは11月に、地球全体の気候に大きな影響を持つ、海洋プランクトンの5年にわたる詳細な研究をスタートさせた。

2015年には、翌年に打ち上げ予定の、『Stratospheric Aerosol and Gas Experiment III(SAGE III)』がケネディ宇宙センターに運ばれた。

これは、オゾン層の観察を行い、その回復を調査するものだ。