窓ガラスの重量を半分にする樹脂ガラス
実は、自動車業界では、窓ガラスを軽量化したいというニーズは以前からあった。
そこで検討されていたのは、ガラスの約半分の重量になる“プラスチック”に変えたいということだった。
しかし、プラスチックには、ガラスほどの耐候性や耐摩耗性が無いため、太陽光線などで劣化したり、傷が付きやすいという欠点があった。
そのため、未だに重たいガラスを使っているのだ。
しかし、ようやく窓をプラスチックに変えるときが来たようだ。
大日本印刷株式会社(DNP)は、2016年2月から、従来のプラスチックの欠点を克服した、耐候性と耐摩耗性に優れた樹脂ガラスを販売開始する。

この樹脂ガラスは、耐候性と耐摩耗性の他に、紫外線による劣化も抑えることが可能になっている。

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