
家庭用マッサージ器は売れ筋の家電製品だが、ここ数年で深刻な事故も増えているという。
結論から先に行ってしまうが、マッサージ器に頼り過ぎてはいけない。何しろ意思を持たない機械に身を委ねるということだから、「ちょっとここは弱く押してください」と指示を出すことはできない。
だから、過度な圧迫による怪我が発生してしまう。皮膚の擦り剥けや内出血などはまだ軽いほうで、中には脊椎損傷に至ってしまうケースもあるという。
もちろんこれを根拠に、「マッサージ器は危険である」と主張する気はない。「誤った使い方をすれば大変な事態に陥る可能性がある」ということだ。
国民生活センターが、マッサージ器による事故の報告書配信しているので、今回はそれを基に執筆したいと思う。
Next マッサージ器による事故は必然か