
レンガは、メソポタミア文明の時代から利用されている建築材料。
その生産量は、アジア地域だけで、1年間に1.2兆個にのぼり、原材料である粘土を高温で焼成する工程で、およそ8億トンもの二酸化炭素を排出している。
サンゴ礁から着想を得た、エコロジーなレンガ

米ノースカロライナ州を拠点とし、2012年に創設されたスタートアップ『bioMASON』は、サンゴ礁の形成プロセスから着想を得て、従来の焼成によらず、細菌と砂からレンガを生成することに成功した。
サンゴは、内部の細菌がもたらすpH(水素イオン濃度指数)の変化によって、結晶化する。
そこで、『bioMASON』は、このサンゴの生物学的機能を模倣。砂を型に入れ、細菌を注入し、細菌の養分となるカルシウムイオンが含まれた水を与えると、結晶化がすすみ、5日程度で、十分な強度を持つレンガが生成できるという。
結晶化をもたらした細菌は、養分や水を断つと、やがて死滅し、一連の生成プロセスで使用した水は、再利用される仕組みだ。
Next これぞ「レンガの地産地消」?
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