
長時間のデスクワークや車の運転で、肩や背中が凝って辛い思いをしている人は多いだろう。
私自身、慢性的な肩や背中の凝りにはかなり辛い思いをしている。
しかし、頻繁にマッサージを受けに行くには時間も経済的なゆとりも無い。
かといってマッサージチェアを設置できるようなスペースもない。
ましてや職場や移動中であれば、もう我慢するしかないだろう。
そんな八方ふさがりな辛さを解消してくれそうなマッサージ機が登場した。
なんと、着ることができるマッサージ機だ。
ウェアラブルなマッサージ機
その、着ることができるマッサージ機は『AiraWear』という。見た目はパーカーなので、いつでもマッサージ機を身に纏っていることができる。
また、ベストタイプもあるため、上着を着る必要がある人にも着用可能だ。
『AiraWear』には6個のモジュールが搭載されており、これらが凝った部分を指圧してほぐしてくれる。
服として着用できるため、いつでもどこでも使用できる。背もたれの有る椅子に座って使用すれば、即席でマッサージチェアの効果を手に入れたような気分にもなれそうだ。
まさにウェアラブルなマッサージ機なので、仕事中でも通勤電車や車の中でも凝りをほぐすことができる。
凝りをほぐすだけで無く、防ぐ機能もある
『AiraWear』は、搭載されたマッサージモジュールを空気で膨らむことで指圧の効果を出している。
Bluetoothでスマートフォンと接続できるため、スマートフォンのアプリでほぐしたい場所を狙って強さを調整することができる。
また、姿勢がどのように変化してきたかの履歴もアプリで確認でき、姿勢が悪くなると警告すると同時に、姿勢を正すよう圧力を掛ける機能も備わっている。
このことで、凝りをほぐすだけで無く、凝らない姿勢を保つ習慣を付けるように促すのだ。
『AiraWear』の充電はmicro USB経由で行い、使い方によって3~6時間使用できる。
人気の高さが凝りに悩む人の多さを示している
肩・背中・腰などの凝りは、現代人の多くが抱えている悩みだ。そのためビジネス街や住宅街でも多くのマッサージ店を見つける事ができる。
また、マッサージチェアや肩たたき機など、様々な健康グッズも多く売られている。
しかし、いずれも時間や場所、あるいは見た目の問題でいつでもどこでも利用できるわけではない。
しかしウェアラブルな『AiraWear』であれば、いつでも何処でも人目を気にせずに利用できそうだ。
クラウドファンディングのKickstarterでは、200%の達成率で資金調達に成功した。
凝りに悩む人がいかに多いか分かる数字だ。
【参考】
※ AiraWear – World’s First Massage Hoodie by Team AiraWear – Kickstarter