
被災地の偵察や山間部への配達業務など、障害物が多い場所での活躍が注目されているドローン。しかし障害物が全くない場所、例えば広大な海原でもバッチリ能力を発揮するようだ。
空から魚群を見つけて釣り上げる、まさに一本釣り
動画に登場する男性たちは、まずドローンを用意し本体部分に釣り糸や釣竿を取り付けていく。一台のドローンに対し、ドローンの操縦者と釣り竿を持つ人物の2人で動きを見守るようだ。
そして餌を用意したら海辺へ移動し、ドローンを空へ放つ。
どんどん高度を上げていくドローンが写す映像は、操縦者の手元で確認することができる。空から魚群を見つけ、エサを水中へ落とすとあっさりヒット!
取り付けられた釣り糸は重さを感じるとドローンから離れる仕組みになっているようだ。
海辺からは全く魚が確認できないため、頼れるのはドローンの映像のみ。ドローンの操縦者と連携を取りながら、とうとうマグロを釣り上げた。
初心者でも大物を釣り上げるのは夢じゃない!?
海の透明度の高さという条件はつくがこの方法ならば、レーダーを使用しなくても、魚群を見つけてピンポイントでエサを撒いて魚を釣り上げる、という漁師のようなスタイルで大物を釣り上げることができる。海ならばドローン本体や周りの人々に危害が及ぶことも少ないだろう。
もしかすると実際に漁業でもこのスタイルが浸透していく可能性もあるし、ドローンと組み合わせて使用するレジャーグッズが今後登場するかもしれない。こうしたシンプルなアイデアから、私たちの生活を変えるテクノロジーや発明品が生まれていくのだろう。
【参考・動画】