
あれ? リビングの窓閉めてきたっけ?
家を出てから急に気になり出すことはないだろうか。
人によっては、気になり出すともう、戻って確認しなければ気持ちがおさまらないこともあるだろう。
そんな時に、スマートフォンで確認できれば、家に戻って確認しなくても安心できる。
しかし、セキュリティ設備は取り付け工事が面倒で出費も大きくなりそうだと思われるかもしれない。
ところが、自分で簡単に設置できて1000円台で購入できるとしたらどうだろうか。
貼るだけで使えるセキュリティ
クラウドファンディングのMakuakeに登場したのは、貼り付けるだけで窓の開閉や施錠状態をスマートフォンで確認できるIoTデバイス『leafee mag(リーフィー・マグ)』だ。
『leafee mag』は窓などに取り付けた専用センサーと専用磁石の距離で開閉状態を検知し、Bluetoothでスマートフォンに情報を伝えるデバイスだ。
そのため、スマートフォンにインストールした専用アプリで、戸締まりの最新状態を確認することができる。

設置は非常に簡単だ。
窓やサッシ部分に付属の両面テープでセンサーを貼り付け、鍵レバー側にも同様にして付属の磁石を貼り付けるだけでよい。

スマートフォン側は、アプリを開いていないときでもバックグラウンドでセンサーの情報を取得しているため、外出してからアプリで確認すれば、外出直前のセンサーの状態を確認することができる。
シンプルな仕組みで追加機器の購入は不要
すでにお気づきのとおり、『leafee mag』の仕組みは非常にシンプルだ。センサーと磁石の距離で、戸締まりの状態を確認しているのだ。すなわち、センサーと磁石が10mm以上離れれば、窓や鍵が開いていると認識する。
そして、そのシンプルさ故に、『leafee mag』は類似製品に比べてかなり低価格で提供される。しかも、スマートフォンさえあれば、ルーターなどの機器を改めて導入する必要はない。

Makuakeでは980円のコースは本稿執筆時点で既に完売となっているが、まだ1,480円コースからの販売枠は残っている。
戸締まり以外にも使える
ところで『leafee mag』は、そのシンプルな仕組み故に、当初予想していなかった使い方もユーザーによって発見されている。
たとえばエアコンの吹き出し口に設置すれば、エアコンをオフにしたかどうか確認できるし、冷蔵庫の扉に設置すれば、冷蔵庫の開けっ放しを確認できるといった具合だ。
ほかにもおもしろい使い方が見つけられるかもしれない。
なお、『leafee mag』ではスマートフォンがBluetoothで受信した外出直前の状態を記録しているといった性質上、外出先からリアルタイムで窓の開閉を確認するといった使い方はできない。
それでも、安価で手軽に設置できるという発想は多くの支持を得ており、Makuakeでは本稿執筆時点で44日ものキャンペーン期間を残しながら、すでに156%の資金調達率を達成している。
家を出てから戸締まりが気になる人には、手軽に導入して不安を解消できる便利なデバイスといえるだろう。
【参考】
※ スマホで簡単戸締まりチェック!1000円台のIoT窓センサ「leafeemag」 | クラウドファンディング – Makuake(マクアケ)