
なんどクラッシュしても大丈夫。すぐに作り直せるから。
さまざまなドローンが登場してきたが、やはりオリジナリティーがあるものを自分で作りたい、と思っている人は多いのではないだろうか。しかし、せっかく作ってもうっかりどこかにぶつけたり墜落させたりしてクラッシュしたらそれまでだ。
しかし、クラッシュしても簡単にオリジナルなデザインで作り直せるドローンが登場した。
なんと、レゴブロックでデザインできるのだ。
レゴブロックでドローンを組み立てる
『Flybrix』はレゴブロックを使って自分で組み立てられるドローンのキットだ。
対象年齢は14歳以上で、キットにはレゴブロック、モーター、アーム、基板などが用意されており、ハンダごてを使わなくても簡単にオリジナルのドローンを作ることができる。

基板はあらかじめプログラムされているため、各パーツを接続して組み立てれば15分ほどでちゃんと飛ぶドローンを組み立てることができるという。

『Flybrix』は屋内での飛行を想定しており、コントロールするにはBluetoothで接続されたスマートフォンを使う。iOSとAndroidの両方に対応している。
また、デラックス版かオプションで専用のコントローラーも購入できる。
クラッシュしてもすぐに作り直せる
キットには8つのプロペラとモーターが用意されているので、クアッドコプターからヘキサコプター、オクトコプターまで作ることができる。
レゴブロックを使用するので、キットに含まれているブロックだけでなく、既にレゴブロックを持っていればそれらも使ってオリジナルなデザインのドローンを作ることができる。

また、『Flybrix』の特徴はクラッシュに強いと言うことだ。墜落してクラッシュしても、すぐにレゴブロックで組み立てれば新たなドローンを作ることができる。

この何度でも作り直せる特徴は、子どもの創造力を伸ばすだけでなく、エンジニアがプロトタイプをデザインすることにも役立てることができる。
試行錯誤させて子どもの才能を引き出す
『Flybrix』は専用コントローラーが付いていない「Basic Flybrix Kit」と専用コントローラー付きの「Deluxe Flybrix Kit」の2種類が販売されてており、これにオプションの「R/C Expansion Pack」というコントローラーが販売されている。

オリジナルのドローンを作って飛ばし、バランスが悪くて傾いたり墜落したりしては作り直すなど試行錯誤することで、子どもたちは空気力学や電気工学、あるいはデザインなどに興味を持つようになるかもしれない。
『Flybrix』で隠れたこどもの才能を引き出すことができるだろうか。
【参考】
※ Flybrix Kits Make Your Own Rebuildable Drones using LEGO® bricks – Flybrix