あなたがいつも持ち歩くカバンには、ガジェットがいくつ入っているだろうか?
タブレットに電子書籍、スマートフォンにスマートウォッチ……。持ち歩くガジェットはどんどんコンパクトになっている筈なのに、やれ充電器だケーブルだと付属品もどんどん増えていく。

そんな「モノの呪縛」から解き放ってくれる、究極的なジャケットが『Kickstarter』から誕生し多くの話題を呼んでいる。
多機能すぎるウェアラブルガジェットで、夢の手ぶら生活
HALLAM P NEW YORK社が開発した『HALLAM new york SMART JACKET 2.0』は、Kickstarterで約88万ドル(約1億円)もの資金を獲得。
世界中から多くの支持を集めた理由は、なんといってもその機能性。一着のジャケットには、スマホの充電機能にLEDライト、ミュージックプレイヤーなどのガジェットコントローラー、まくら、アイマスク、GPSトラッキング……。
合計で29個ものあらゆる機能が詰め込まれている。
もちろん洗濯も問題なくできるようだ。

シーンや好みに合わせた豊かなバリエーションも人気を後押し
しかし「パーカーだと、カジュアルすぎて仕事には着ていけない……」というビジネスパーソンも多いかもしれない。そこでHALLAM P NEW YORK社はぬかりなく、3タイプのジャケットを用意している。
スタジャンタイプの『Varsity Jacket』、パーカータイプの『Hoodie』、そしてコートタイプの『Wool Jacket』。それぞれ好きなカラーやロゴを選んでオリジナルのカスタマイズができる配慮も、間違いなく本プロジェクトの人気を後押ししている。
29個の機能はちょっと多すぎ!というあなたには、搭載したい機能を選べるメニュー表も用意。さきほどの3つのスタイルによって選べるメニューは若干異なるが、ことなる機能を備えたBASIC、SMART、WORKOUT、TRAVELという4タイプから選ぶことができる。

そして気になる値段は、 すべての機能を搭載した『SMART』バージョンで99ドル(約1万1000円)。すべてのガジェットを新しく購入すると考えたら、納得の金額といえるだろう。
ここまで来ると、気になるのは着心地や耐久性のみ。当たり前だが、使い心地は『HALLAM new york SMART JACKET 2.0』を買った人だけが体験できる。現在はすでに出資が締め切られてしまっているが、遠くない将来に商品化も夢ではないかもしれない。
ジャケットを手に入れることができたラッキーな人は、ぜひ使い心地を編集部まで!
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