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「今日の歯磨きは星5つ」歯ブラシまでもスマホ連動になる時代

アメリカのベンチャー企業「beam technologies」社が、Androidスマートフォンと連携する歯ブラシ「Beam Toothbrush」を発表した。

歯磨き嫌いの子供や、正しい歯磨きの習慣が付いてない人が多い中、この「Beam Toothbrush」を使うことにより、楽しみながら正しい歯磨き習慣を付ける事が出来るという。

Beam Toothbrush

詳しい機能を説明すると、この「Beam brush」は、BluetoothでユーザーのAndroidスマートフォンと連携し、あなたが毎日どれくらい歯磨きをしたのかをトラッキングし、専用のAndroidアプリを使ってそのデータを管理してくれる。

このデータを使って、家族と歯磨きの回数を比較したり、継続日数の表示、何時間歯を磨かなければいけないのか、といった目標の達成に一役買ってくれるような物となっているのだ。

Beam Toothbrush

この「Beam brush」は本体にセンサーが付いており、そのセンサーで歯を磨いている状態を計測し、結果をスマホに送る、といった仕組みになっている。子供向けに歯磨きの平均時間を星の数で評価してくれる機能も付いているようだ。

様々な物の”スマートフォン連携化”が加速

最近はこの歯ブラシのように、文具や家計簿、体重計までもがスマートフォンと連携する物が続々と発表されている。

このようなスマートフォン連動化の流れはどのようなメリットとデメリットがあるのだろう。

使いこなせる人はさらに便利に、知識を持っていない人は不便に

このようなスマホと連携する商品を使いこなせる人は、身の回りの様々な物をデータ化し、あらゆる面での管理が可能となる。

しかし、こういった知識を持っていない人にとっては、新製品を買うにも心配な状態が続いていくだろう。

最先端のハイテクな技術を使った製品ばかり多く作っていくのではなく、最先端の技術の知識を持っていない人にも優しい、一つの機能に特化したシンプルなものがもっと増えていっても良いのかもしれない。そして本当の意味でマスに普及するのは、テクニックも知識も持っていない人でも何の気なしに使いこなせる分かりやすい製品なのだろう。

*参考:Beam Toothbrush