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NYのど真ん中に農場が「そびえ立つ」未来感たっぷりの斬新な試み

また持続可能性に関しても相当に考慮されている。

プラントや魚用の水槽に使う水には、雨水を最大限に活用するほか、内部で使われた水もリサイクルして再利用する。人間や動物の排泄物は堆肥として再利用するほか発生するメタンガスをエネルギーとして活用しようというものだ。

今後の近郊農業では農業工場が増えてくるのではないだろうか。大量消費される穀物や保存がきく根菜などは別として、新鮮な葉物野菜はやはり近場で収穫できたほうがいい。

しかし、従来型の農業では土地あたりの収益が上がらない。そこで、土地あたりの収穫が多く、農薬を使わずに栽培することも容易な農業工場で、やや付加価値の高い野菜を作れば、都市部の消費者には売れるのではないかと思うのだ。いっぽうで農業工場はできるだけ環境負荷を抑えることが要求されるだろう。

このシティ・ファームは、そういう未来の都市部近郊の農業のありかたのシンボルとなるような提案だ。先進性をアピールしたい大都市の中心部にこそふさわしい建築かもしれない。

HIVE-INN™ シティ・ファーム

*出典:OVA Studio,OVA Studio Facebook site