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海面上昇を逆手にモルディブ政府がとった「驚愕の一手」とは

インド洋に浮かぶ鮮やかな珊瑚礁とラグーンに囲まれたリゾート「モルディブ(Maldives)」。

Maldives

そこにはプライベート感たっぷりの美しい浜辺が広がっている。

マリンレジャーでダイビングなどを楽しむもよし、海上に点在するお洒落なウオーターバンガローで何もせず、ただのんびりするもよし。

一方、1,200以上もの島からなる「モルディブ」は海抜1.5m程度の平坦な地形のため、温暖化による海面上昇により、国土が消滅する危険にさらされており、海面があと1m上昇すると国土の80%が失われると言われている。

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こうした事態を打開すべく、モルディブ政府がドバイの「The World」と呼ばれる人工的な住宅地を手がけた水上建築専門のオランダ企業「Dutch Docklands」社と合弁で、ゴルフコースなどのレジャー施設を供えた世界最大の「浮島」を建設する計画を進めている。