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考えたこともなかった一台三役のスケートボード

最近ではスケーターを中心にスケートボードを移動手段としている人が徐々に増えてきているが、現在「Kickstarter」で出資を募集しているスケートボードが移動手段としての利用を更に増やす”火付け役”となってくれるかもしれない。

果たしてそのスケートボードはどんな物なのだろうか?

Movpak 1

そのスケートボードは「Movpak」という物で、最大の特徴はスケートボード、バックパック、キャリーバックの一台三役を果たすところにあるだろう。

Movpak 3

この画像のようにバック部分の背部にボードが収まる仕組みなので一瞬でバックパックに早変わりする。

また、スケートボードのローラー部分がキャリーバックのローラーの役割をするので、アームを引き出せばキャリーバックにも早変わりしてしまう。

Movpak 2

更に「Movpack」にはワイヤレスのコントローラーもついているため、進むのに地面をキックする必要はなく、ボードの上に乗ってコントローラーを使うだけで最高速度は時速15マイルの移動が可能となる。

今後新たな移動手段として普及する可能性

この「Movpack」は様々なパーツを交換して自分だけのスケートボードを作り出す”スケーター”の人にはウケが良くないかもしれない。しかし、コントローラーのみの楽な操作方法で2種類のバックとしても使用できるので、普段スケートボートを使用しない人々には新たな移動手段として選択肢の一つになり得るかもしれない。

Movpackプロジェクトの進行状況

「Movpack」は既に公式サイトが作られるなど海外での出資の進行状況は良好なようだ。

出資希望額は送料込みで$1300(約136,000円)とちょっと高めだが、モーター等の電子部品を含んでいることを考えると妥当かもしれない。

2014年10月10日まで注文受付中となっている。

*参考:WATCH: This Electric Skateboard Also Folds Up into Its Own Backpack