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日本も例外じゃない「子どもの貧困」学校で朝ご飯という選択

世界の朝食・間食事情

現在、世界の多くの学校で朝食サービスが実施されている。アメリカやイギリスの小学校のように貧困対策から始まったところもあれば、人口密度が低い地域のように、早起きして長距離通学をしなければいけない子供たちへ提供しているところもある。

また多くの東南アジア諸国のように、家庭に満足な調理設備や食べ物の保存場所がなく、もっぱら食事を簡単な外食で済ますような地域では、学校内の食堂や売店または学校の外に並ぶ屋台で朝食を取ることも多い。

日本でも2000年前後の”食育”ブームや市町村合併が盛んだった頃に、いくつかの小中学校で”朝の給食”が実験的に行われた事実がある。しかし”給食”といっても牛乳やヨーグルトなどの乳製品が出されるのみ。これは”食事”が出せない様々な事情との妥協の産物だった。

結局数年後には”朝の給食”は自然消滅。「希望者だけにするのか、全員にするのか」で揉め、「朝食は家庭の自己責任」と叫ぶ多数派の保護者たちの声により、朝食を取れない子供たちは現在も置き去りにされたままだ。

朝食 朝ごはん シリアル

また、日本では幼稚園・保育園でのみ提供されている10時の間食も、世界の多くの地域では小学校以上でも行われている。午後のおやつも含め、子供たちに一度に多くの量を食べさせず、一日5~6回程度に分けて栄養を摂取することが主流のようだ。

お腹が空き過ぎたり満腹になり過ぎたりすることは、集中力や身体運動、また思考に対する影響も大きい。簡単な間食を気持ち良い時間の中でとることは、疲れた脳がリフレッシュされるだろう。