現在の3Dプリンターの市場価格
kakaku.comで3Dプリンターの市場価格を調べてみた。
売れ筋ランキングでは1位のダヴィンチ1.0が 65,000円前後と安価であり、2位 SCOOVO X4の 127,000円の約半額となっている。パーソナルといっても 3D Systemsの CubeXは417,000円と相当な価格となっているのと比較し、6万円~13万円というのは確かにちょっと手を伸ばせば届く価格帯といえる。
ダヴィンチ1.0は最小ピッチ 0.1mm、最大造形サイズ 200 x 200 x 200mmとガンプラでいえば1/100スケールのMGサイズを包括するほど。実際の製作ではパーツごとに分割して成形するので、組み合わせ次第でかなりの大きさまで製作可能。
3Dデータ、ソフトウェア
データは STL(Standard Triangulated Language)、拡張子 .stlのファイルがよく用いられ、大抵の3Dソフトウェアはこの出力に対応している。モデリングが出来ないというユーザーであっても、データを別途調達して出力だけする、ということも可能だ。現在はフリーの画像集と同じく、フリーの3Dデータ素材集サイトが数多く見つけられる。
フリーの3Dデータを利用する場合は知的財産権、肖像権に注意する必要がある。
まとめ
想像以上にお手軽な価格になってきた3Dプリンター。今後パーソナルでの利用シーンが増える見込みであり、いち早く手に入れて自分なりの活用法を模索するのもひとつの手である。