ランニングとサイクリングを融合させたら都市型自転車になった
「Halfbike」はこれまでに無いユニークな形状をしている。前輪は大きいが、後輪は小さい。ペダルはあるが、チェーンは前輪に繋がっており、駆動輪は前輪だ。また、ハンドルもサドルも無い。
そのような形状であるため、乗り方は直立した姿勢になる。漕ぎ方も自転車の立ち乗りの様だ。
ハンドルの代わりにブレーキレバーが付いた長いポールが前に傾いて立っているので、これを握って操作することになる。
ハンドルが無いが、姿勢を左右に傾けることで自由に進路を変えることはできる。つまり、自転車以上にフィジカルな乗り物なのだ。
乗り心地は静かに滑るようだという。
しかも自転車よりも遙かに省スペース(100cm×40cm×130cm)で軽量(7.8kg)であるため、エレベーターや電車に持ち込んでも邪魔にはならなず、様々な場所に移動できる。まさに都市型の乗り物だと言える。
開発者のマーティン・アンゲロフ氏はこの「Halfbike」について、ランニングとサイクリングの融合で有り、都市型交通の究極のデザインだと語っている。
確かに「Halfbike」は、都市での移動を快適かつ爽快にしてくれそうだ。
後輪部にはMBSマウンテンボードが採用されているため衝撃にも強く、公開されている映像にも見られるように、多少の段差でジャンプしてもしっかりと着地できる。
乗ったまま移動できないような場所では、キャリーケースの様にタイヤを転がして持ち歩くこともできる。
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