当サイトの読者のかただったら、3Dプリンターはご存じのひとがほとんどだろう。
樹脂などを積層していき、立体造形を作ることができる装置だ。では、3Dプリントペンというものはどうだろうか? いってみれば、プリンターに対するペン。つまり印刷機に対してフリーハンドで描いていく道具である。
といっても、3Dプリントペンをご存じないひとは、なかなか想像しにくいかもしれない。それなら下の動画を見ていただければ一目瞭然だろう。
おわかりになっただろうか。ペン状の器具の先から、樹脂を出しては瞬時に硬化させていき、立体造形を作っていくことができるデバイスだ。
3Dプリントペンというものは、恥ずかしながら私も今回初めて知ったのだが、じつはもう何アイテムも市販されている。原理的にはそれほど難しくないようだ。これまで発売されたものは、ペンの中でABSやPLAといった樹脂を加熱して溶かして押し出し、急速に冷えて固まることで立体ができるというわけだ。
Next 光硬化樹脂を使って安全性を確保
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