IT/テック

中国地場メーカーは、自動運転に本気で取り組むのか?

中国自動車技術会で中国独自の技術を強調

2014年10月後半、上海郊外で中国自動車技術会の総会が行われた。3日間に渡り、各研究領域における発表とエキジビションが開催された。筆者はEV(電気自動車)、燃料電池車、そして自動運転に関する部会を中心に取材した。

まず、エキジビション会場では、自動運転車の展示は2つ。

ひとつは、広州汽車の技術研究所が開発した、SUVタイプ。もうひとつがGMの小型車「env 2.0」だ。前者については今年4月、北京モーターショーで公開されたモノと同じだった。

前後パンパーには、100~200mの範囲で障害物を感知するミリ波レーダー。前面ガラスの上部には、ステレオカメラ。さらに、ルーフには薄型で360度回転するレーザーレーダーが装着されている。

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レーザーレーダーというと、グーグルカー等が利用している米ベロダイン社製の「LiDar (ライダー)」が有名だ。

広州汽車の関係者に聞くと「これはベロダインとは無縁。弊社で独自開発した」という。だが、実際に同車両でどの程度の走行実験を行っているかは未公開だった。

 

近未来らしさを前面を押し出すインテリア

北京ショーの際、同車のインテリアをしっかりと確認することができなかった。

今回は、運転席に座ることもでき、車内の詳細を見てみた。あくまでもショー展示用のプロトタイプだが、ダッシュボードの各種表示機構はリアル感がある。

スマートフォンとの連携を念頭にした、最新テレマティクスへの対応を十分考慮した作りだ。また運転席と助手席は180度回転可能。

つまり、完全自動運転では、運転者が前方を見ないで車内で自由に動ける、という設定だ。

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