IT/テック

インドネシアを「LEDランタン」で照らすパナソニックの挑戦

多くの人を巻き込んで、楽しく、明るくしよう

ただ夜を“明るく”するだけではなく、作る人も、届ける人も、使う人も、そしてこのキャンペーンを目にする人たちをも巻き込みながら、無電化地域の夜を楽しく、明るくしようという試みだ。

世界中のクリエイターが作品発表の場として利用するプラットフォーム『Behance』とパナソニックによるこの合同プロジェクトは、2014年に始まった。

昨年は世界の著名切り絵作家とのコラボによるランタン作品をインドネシアの無電化地域へ届け、2015年1月は『Lantern’Zoo〜光の動物園』と題したキャンペーンが行われている。

動物をモチーフにしたデザインをプロ・アマ問わず広く募集し、投票による上位入賞作品は製品化され、無電化地域へ届けられる予定だ。

インドネシアをはじめ、途上国では電気を自由に使えない地域がまだまだ多く、夜間の照明は灯油ランプや薪が使われる。

ただでさえ貧しい家計のなかから灯油代を工面したり、毎日長時間の薪集めをすることは、これらの地域の人々に経済的なハンデキャップを科すことになっている。

また、夜間に満足な明かりがないと、仕事や勉強の時間にも制約が生まれる。昼間の明るい内は家の手伝いをしていることの多い子供たちにとって、夜間に勉強ができたらどれだけ助かるだろうか。

さらに、粗悪な灯油や薪の使用は健康被害を招き、それが原因で日々多くの人々が命を落としている。また、森林伐採も深刻な問題だ。無電化地域へLEDソーラーランタンを届けることは、様々な意義があることだといえるだろう。