インドネシアに息づく松下イズム
インドネシアでのパナソニックの活動を後押しするのは、昨年のジョコウィ政権誕生で新しく貿易相となったラフマット・ゴーベル氏だ。
松下電器創業者である松下幸之助の薫陶を受けた父モハマド氏が築いた松下電器との合弁会社を引き継ぎ、現在パナソニック・ゴーベル・インターナショナルグループの会長も務める。
日本の中央大学で学び、松下電器大阪本社に勤務した経験を持つラフマット氏は、日本の技術やノウハウがインドネシアにとって非常に重要であることを、身をもって理解している。大災害に立ち向かうことが、国家インドネシアの宿命であり、また未来への生命線であることも。
様々な模様が浮かぶ、ほんの小さな明かりではあるが、その光が照らすものは果てしなく大きい。それはインドネシアの未来を約束する光でもあるのだ。
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