現在、スマートフォンなどのインターフェイスとして、タッチしなくても操作できる技術の開発が盛んだ。ジェスチャーコントロールや音声コントロールによるものである。主流は一般のユーザーが使うことを想定したものだが、こういった技術は手などに障害を持つひとに大きなメリットをもたらすはずだ。
そして、そういった手の不自由なひとのためのスマートフォン技術が試作を終えて、クラウドファンディングのサイトINDIEGOGOで量産化のための資金を募集している。Sesameと名づけられたこのスマートフォンは、一切タッチすることなく操作ができるというものだ。
これはGoogle NEXUS 5をベースにして専用のソフトウェアを搭載したものだ。ユーザーが頭を動かすとそれを検知してコマンドとして認識するほか、音声によるコントロールもできる。そして、本体にタッチすることなく、通常のスマートフォンができることならなんでもできるという。
Next 頭の動きで操作可能?
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