Flicという名前のこのアイテムも、そんなデバイスのひとつだ。じつは、過去記事「IoT時代の到来を予感させる「魔法のボタン」が話題に」で紹介したbttnというデバイスと機能的にもコンセプト的にも近い。ただ、かなり小型で価格も安くなっている。
あらためてどういうものかというと、モノとしてはただの丸いボタンだ。しかし、任意の機能を割り当てることができる。たとえば、スマートフォンで操作しようと思ったら、ホームボタンを押して、ロックを解除して、アプリを選んで、操作しないといけない作業を、ワンプッシュでできるというようなものである。
たとえば、クルマに装着して、奥さんに「いま帰るよメール」をワンタッチで送れるようにしたり、次の待ち合わせ場所までの道案内を開始させるようにしたり。
スマートフォンのカメラのシャッターを押せるリモートボタンとして使ったり。
身に危険を感じたときに、自分の居場所を家族に連絡したり、助けを呼ぶメッセージを送ったり、警告音を鳴らしたりということをができる。
しかも、「1クリック」、「ダブルクリック」、「長押し」の3つの操作に対して、別の機能を割り当てることが可能だ。
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