この1,2年、さまざまな装置の”スマート化”が進んでいる。それを支える大きな環境の変化として、インターフェイスとしてのスマートフォンの普及、そして各種機器をネットにつなげる手段としての家庭内WiFiの普及、そしてスマートフォンと各種機器との通信手段としてブルートゥースの普及があげられるのではないだろうか。
それによって、これまでスタンドアローン(ほかの機器と連携せず単独で動作する)で使われていた装置、というかほかの機器との連携など考えられてもいなかった装置が、ネットにつながり、スマートフォンと連携して複雑で高度な機能を持たされるようになってきた。たとえば、下のようなもの。
オーブンである。現在クラウドファンディングのサイトKICKSTARTERで資金募集中のMAIDという名前のオーブンだ。このMAID、インターネットに接続し、クラウドにストックされているさまざまなレシピをもとに作動するのだという。
先日当サイトで「スマート・フライパン」を紹介したが、火加減がむずかしいフライパンと比べると、正直にいってオーブンの操作はむずかしくない。温度を設定できるからだ。手作業でやるとしても、レシピどおりの温度設定と時間にするだけなので、それが自動化されたとしても、そんなに大きなメリットはないかもしれない。
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