ロボットが働く物流センター
IT/テック

Amazonの配送センターが凄いことになっている

ロボットたちが働いているSFチックな現場

かねてからAmazonの物流センターは過酷な労度環境であると言われていた。とにかく移動しなければならない距離が長い。一説に依れば1日に20km以歩く人もいるという。

もちろん、その分人件費がかさんでいることも同社の課題となっていた。それでも繁茂期には人手不足に陥っていたのだ。この人員の増減調整が難しい。

効率化されたベルトコンベア

例えば感謝祭開けの月曜日はネット注文による莫大な黒字が出ることから「サイバーマンデー」と呼ばれているが、このピーク時に人員の投入が間に合わなければ、遅延が発生するリスクもある。

そこで前述の通り、2012年にロボット企業Kiva systemを買収し、これらの課題解決に取り組んできた。

Amazon物流センター内のKivaたち

その結果、1万5000台を超えるロボットを配置することで500億円から1,000億円の人件費削減が見込めるようになったという。

現場の担当者によれば、Kivaがコントロールセンターからの指令によって目的の商品の棚自体を担当者の所まで運ぶため、作業効率は従来のなんと2倍から3倍に向上したという。

人が動かないことで効率が上がった

また、Kivaの特徴として、棚の真下に潜り込んで自らが棚のキャスターとなり異動するために、人やフォークリフト用の通路や空間を必要とせず、その分同じスペースでも取り扱える商品を増やすことが可能になっている。

棚ごと持ち上げるKiva

この最新物流センターでは、Kiva以外にも、最大級のロボットアームである「Robo‐Stow」が設置され、大量の在庫商品を移動する効率を高めている。

最大級のロボットアームRobo‐Stow

これらのロボット化だけではなく、在庫受領システムや注文処理を支援するシステムとして、従業員が容易に操作できるグラフィカルなコンピュータシステムも導入した。