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文字が消え、何度も使える紙が登場するかも

カリフォルニア大学リバーサイド校の研究室で、新しいリライタブルペーパーが開発されている。

カリフォルニア大学のリライタブルペーパー

同校のニュースページでは次の様に紹介されている。

紀元150年前後に中国で発達した紙は、様々な使われ方をしてきたが、特に書いたり印刷したりする使われ方で、大量に消費されてきた。しかしそのことが文明を支えてきたと言っても良い。

ある調査によれば、企業の情報の90%は紙の上に保存されるという。たとえ1度使われただけで破棄されるとしてもだ。

このような紙とインクカートリッジの大量消費は、森林伐採や空気・土地の化学汚染を引き起こしているのではないだろうか、と研究者達は問う。

しかし、もし紙が何度も書き換えられる、つまり印刷し直せるのであれば、それらの問題は大分縮小されるのではないだろうか。