GoProが独自のドローンを開発
WSJが伝えるところによると、そんな「GoPro」がマルチコプターの商品化に打って出るようだ。
地上での撮影から大空へ撮影範囲を広げることで市場拡大が図れるのだから、これは有る意味、自然な流れと言えるかもしれない。
マルチコプターの分野で先行するDJI社の「Inspire 1」や、Parrot社の「Bebop」などと競合するだけに「GoPro」はこれまで積み上げてきた経験を活かした独自の特徴を打ち出す必要が有る。
そのためには画質に優れた「4K」機能やブレの無い安定した画像を得るための飛行性能、高度なソフトウェアなどが必要となるだろう。
野外イベントやクルマでの自走撮り、人が近付けない秘境など、その空撮ターゲットは計り知れず、レジャーの楽しみを広げてくれそうだ。
販売価格は「DJI Inspire 1」(2,800ドル)の半額以下となる500~1,000ドルを予定しているようで、実現すれば画質の良さで定評が有る同社だけに大きなアドバンテージとなりそうだ。