これまでFUTURUSでは、3Dプリンターに関する記事を多数掲載してきた。金属、移植用の皮膚、建築用コンクリート部材、薄いLEDなどなど、3Dプリンターで出力できるものは多岐に渡る。
そして、とうとう食料までも3Dプリンターで出力できるようになった。もはや3Dプリンターは、人間の本能の領域まで進出してきたのだ。
NASAは、6ヶ月125,000ドルで食料が出力できる3Dプリンターへ投資。食料3Dプリンターの開発にあたるのは「Systems & Materials Research Corporation」だ。
NASAの狙いは、宇宙船に食料3Dプリンターを搭載し、宇宙空間でさまざまな食べものを作り出すことにある。あらかじめ決まった量の食料しか持ち出せない宇宙空間にこれがあれば、宇宙での単調な食事が楽しいものに変わる可能性がある。
すでにピザを出力できる3Dプリンターは、昨年のSXSWで公開されている。もしかしたら、宇宙船の中でピザが食べられる日が来るのかもしれない。
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