Amazon、倉庫ロボットの次は配達用ドローン!?
12月1日に、米Amazonが公開した「第8世代」と呼ばれる最先端の物流センター。これも以前本サイトでも紹介したが、多数のロボットが配送用荷物を運ぶその模様は、まるでSF映画などに出てくる宇宙物流センターだ。
一説によれば「一日に20km以上歩く」と言われ、過酷な労働環境で有名なのが従来のAmazon物流センターだ。加えて、クリスマスなど繁忙期では人手不足になり、人件費がかさんでいるのも課題だった。
それら諸問題に対応したのがこれらロボットたち(動画参照)。製造は、同社が2012年に買収したロボット企業Kiva systemだ。
「人の代わりにロボット」というAmazonの方針は、将来的に配達にも及ぶ。それは、ドローンの採用。同社が2013年末に発表した「Amazon Prime Air」の導入だ。
まだ導入時期は明らかではないが、映像が発表されていることも考慮すると、2015年中か2016年頃に登場する可能性もある。
配達用ドローンは、2014年8月に米Googleでも「Google X Project Wing(グーグルXプロジェクトウイング)」を発表している。
こういった“働く”ロボットたちの導入が、人の「労働」にこれからどう影響してくるのか? 今後も動向を見守りたい。
以上、2015年に注目したい「身近なロボット」たちを中心にピックアップしてみた。
現在、ロボットの開発は、ヒューマノイドに産業用、災害対策用、医療や介護用など多岐にわたり、技術の進歩もめまぐるしい。
2015年には、もっと様々なロボットの話題が出てくるだろう。どんなロボたちに出会えるのか? 今から楽しみだ。