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太陽の力で浄水できるこの装置なら、水不足と戦える

太陽光発電だけでなく、熱も活用する

この装置が太陽エネルギーを効率よく使うために採用した機構がユニークだ。このDesolenatorは、太陽光をただ発電のために使うわけではない。表面は二重のガラスにして、水を通せるようにし太陽熱も水を温めるのに活用するのだ。その上でソーラーパネルによって作られた電力で水を沸騰させ、蒸留する。

こうすればソーラーパネルで発電した電力だけを使うよりも、ずっと効率よく太陽のエネルギーを使うことができる。

Desolenator03

これを使えば、大きな設備投資を必要とせずに、小さなコミュニティや家族が飲み水を確保できる。もちろんこの装置を必要としているのはおもに発展途上国であり、そのためできるかぎり安価に、そしてメンテナンスも容易に、既存の送電網などに頼らずに作る必要があったのだ。

水資源の不足は今後より重要になってくる問題だろう。いっぽうでこの太陽光と太陽熱をともに活用するというシステムはユニークだ。単なる太陽光発電、単なる太陽熱利用だけでない複合的な手法として、ほかにも活躍する場があるかもしれない。

*参照および画像出典:INDIEGOGO -Desolenator: transforming sunshine into water-国土交通省BBC