世界最大のイスラム教徒人口をもつインドネシア。政府が発表する公式暦のカレンダーには、イスラム教行事の祝祭日が目立つ。
だが意外なことに、クリスマスも国家の祝日で、しかも連休とすることは世界的にも珍しい。また、イエス・キリストが十字架で処刑された日も、さらには復活して昇天した日も祝日だ。そしてイエスだけでなく、なんとお釈迦様の誕生日までもが祝日。
このようなカレンダーが存在する国は、世界でもここインドネシアだけかもしれない。その理由は、インドネシアがとる世界でも珍しい国家形態にある。
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