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知らないと損する!初心者向け「FCVの仕組み」まとめ

水素は自然発火せず素早く拡散する

700気圧に圧縮された水素を搭載することになるのだが、爆発などの危険なイメージを連想する人もいるかと思う。

しかし、水素は濃度4%以上の状態で静電気程度のエネルギーが加わると着火するものの、逆にその条件が重ならないと自然発火はしない。

しかも地球上で最も軽い気体のため、もし漏れても即座に拡散、例え着火してもガソリンのように燃え続ける事がなく、瞬時に鎮火する特性がある。

つまり、万が一漏れても充満しなければ水素はガソリンよりも安全ともいえる。

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水素とガソリンの燃焼比較試験(左側が水素搭載車)

 

2020年以降『FCV』販売が本格化

日本における『FCV』市場は、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年前後に本格化し、年間約5万台の販売が見込まれている。

その後2025年に約20万台、2030年に約40万台、それに伴ってもたらされる経済効果はそれぞれ約8千億円、約2.2兆円、約4.4兆円になるとされている。

2015年の早い段階でホンダがトヨタに次いで『FCV』を発売予定で、トヨタも『MIRAI』に続く既存車種の1バリエーションとして『FCV』版を設定していくことになりそうだ。

 

筆者も実際に両社のFCVに試乗しているが、非常に静かで滑らか、且つ低重心で安心してコーナーをクリアできる印象。

EV同様に発進加速が鋭く、しかも加速Gが持続するその独特な走行感覚はこれまでのクルマにはないもので、一度何かの機会に経験されることを薦めたい。

 

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【参考】

※ 水素・燃料電池戦略ロードマップ

※ 総合資源エネルギー調査会

※ 福岡水素エネルギー戦略会議

※ マイアミ大学 Fuel Leak Simulation