現代の自動車はエレクトロニクスの塊だといっていい。そのため、故障したとき、不具合が出たときに、その原因を突きとめるには、まず車載コンピューターと通信して故障診断を行うのが手っ取り早いのだ。
そして、その故障診断の規格はOBDとよばれる統一されたものが存在する。その規格を使って、スマートフォンで自動車の故障診断ができるアプリとデバイスがアメリカで発表された。Mechanic Advisorというものだ。
車載コンピューターとの通信にはコネクティングキーというデバイスを使用する。これをクルマの故障診断コネクタに差し込む(たいてい運転席の近辺にある)。1996年以降に製造されたクルマならまず使えるという。
コネクティングキーは車載コンピューターからの情報を読み取って、ブルートゥースでスマートフォンにその情報を送る。
Next スマートフォンが故障を診断
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