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銀行口座をどう守る?インターネットバンキングの被害実態

約4割が被害・危険の経験あり

20~50代の男女3,939名にインターネットバンキングに関わる被害・危険について聞いてみると、42.2%の方が「経験あり」という結果に。2012 年に行われた調査では 19.4%となっており、2 年間で 2 倍以上増加した。

被害・危険の内訳をみると、2014 年では「預金の不正出金」が 2.1%、「個人情報・口座情報の流出 」が15.8%と、2割近くが実際に被害を受けている。

また、「フィッシングメールの受信」が 25.5%、「スパイウェアへの感染」が15.4%など、被害の前段階である危険への経験まで、全項目で 2012 年から増加していることもわかった。

一方、425社の法人を対象に調査すると、「フィッシングメールの受信」で 40.9%と個人を大きく上回ったが、その他の項目では総じて個人より低い結果になった。

 

増加するネットバンキングの被害

警察庁の発表によると、2013年のネットバンキングでの不正送金被害額は14億600万円、2014年は上半期だけで2013年一年間を上回る18億5,200万円にのぼっている。

また、2014年には法人の被害も増加し、法人口座の被害額は2013年下半期は約7,500万円、2014年上半期には約5億7,200万円に増加。

銀行の正規ホームページにログインした後に、暗証番号などの入力を求める不正画面が表示されるなど、犯罪手口が巧妙化しているのも原因の1つだ。

 

銀行側も、パスワードが表示される小型端末を配ったり、ネットバンキングを利用する際に1回限りのパスワードを示す『ワンタイムパスワード』を実施したりと、試行錯誤は続いている。 しかし、そういったセキュリティ対策が進む一方で、犯罪手法も高度化している。

結局のところ、自分自身でウイルス対策ソフトを使ったり、パスワードは使い回さないといった基本的なリスクヘッジををしたりと、原始的というか、個人の努力次第な気もしなくもない。

しかし、スマートフォンの指紋認証も一般的をなり、そこから網膜認証、声紋認証といった技術をどう個人レベルのデバイスに落としこむなど、まだまだセキュリティ対策の伸びしろは大いにあるはず。

あの煩わしいパスワード変更の催促から早く解放されたいものだ。

 

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【参考】

第2回インターネットバンキングに関する意識調査 – 株式会社ジャパンネット銀行