Bluetoothと連動し専用の開発キットも発売予定
冒頭で「ひょっとして変声機?」と申し上げたのはなにも、これらの性能を誇張したものではない。
アドバンス・メディアは、iOS、Android向けの開発キットの販売も同時に発表している。本体のBluetoothと各種スマートデバイス、PCが連動することによって、高性能な音声入力デバイスに変貌する可能性をもっているのだ。
例えば、発した言葉をテキストに変換する機能をアプリケーション側でサポートすれば、メモをとったり情報検索も可能だし、自動翻訳機能を用いれば、言葉の通じない相手とでもリアルタイムで会話ができる。
そして、高いノイズキャンセル機能とアレイマイクの性能を活用すれば、かなり高精度な“ボイスチェンジャー”だって夢じゃない。これさえ完成すれば、あなたがいつ、どこで、どんなことをしていようとも、もう恋人や奥さんからかかってくる電話を怖がる必要はなくなるだろう!
と、冗談はさておき。『AmiVoice Front WT01』は今年の8月の販売を予定しており、同時にハンズフリーで使えるIP電話サービスも開始とのこと。“第3の手”とも呼べる声を存分に活用できるウェアラブルデバイス、案外出番は多そうだ。
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