IT/テック

Microsoftの新デバイスは現実と仮想現実を融合させる

実物大3Dモデルを見ながらデザインできる

『HoloLens(ホロレンズ)』は『Windows 10』で可能になる新しい最先端のホログラフィック・コンピューティング・プラットフォームを活用している。これによって可能になることは幅広い。

たとえば、下の動画のなかではモーターサイクルのデザインを行っている。これまでのようにイラストをPCの画面のなかで見るだけでなく、それを実物大の3D映像として確認しつつデザインを進めていくことができる。

現実のキッチンの壁にレシピを書いたバーチャルなノートを貼ることもできるようになるし、現実の冷蔵庫にバーチャルな“やることリスト”を貼ることもできる。ひとり暮らしの娘が水道管の修理をしないといけないとき、実家にいる父親が次に何をするべきか、現実の水道管にバーチャルな矢印をつけて教えることもできる。

 

発表の時点でこれだけのことが想像できるのだから、実際に普及したらもっと様々な使い道が出てきそうだ。その一方で、現実世界の様々なものが必要なくなる可能性もある。だって、テレビは必要だろうか?

楽しみでもあり、ちょっと怖さも感じるデバイスだ。

 

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【参考・画像】

※ Microsoft HoloLens