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逆に心配!コウモリのように這いつくばって「歩く」ドローン

着陸すると歩き出す飛行機型ドローン

そのロボットはスイス連邦工科大学ローザンヌ校の研究チームが開発中の『DALER』だ。

『DALER』は“Deployable Air Land Exploration Robot”の頭文字を取り、直訳すれば“展開可能な空陸探検ロボット”とでもいおうか。

一見、電動プロペラの付いたラジコン飛行機だが、ユニークな機能が搭載されている。

それは翼端部が回転する事だ。飛行している際には機体の姿勢や飛行方向を調整する役目を持っているが、一端着陸するとその機能が変わる。

『DALER』は着陸すると、翼端部を回転させて足のように使い、陸上を“歩いて”移動することができるのだ。このことで飛行だけでは近づけない場所に歩いて近づくことを可能にしようとしている。

ただ、その姿は落ちたコウモリが断末魔をあげながら這いずっているような不格好さで、まだまだ完成度は低い。

着陸して歩行するDALER

しかし、タイヤを装備していないことで機体の軽量化を可能にしているし、おおざっぱな歩行なので、多少のでこぼこは乗り越えていけそうだ。

また、環境によっては飛行に必要な翼の幅が邪魔になる可能性もある。そのような時のために、『DALER』の翼は縮むように設計されており、狭いところにも潜り込めるようになっている。

しかもこの翼はかなりタフで、何かに激突しても簡単には壊れないように衝撃を逃がせる柔軟さも持っている。

DALER_翼を縮めた状態