ニーズをとことん考えたモバイル外付けメモリ
イメーション株式会社から発売されている『LINK Power Drive』は、モバイルバッテリー備え、SSDによる高速なデータ転送を実現したiPhone用の外付けメモリだ。
同社の調べによると、iPhoneユーザーが抱える悩みの7割近くがバッテリーとディスク容量の不足であることが判明している。さらに、ライトユーザー(1日1時間未満)よりヘビーユーザー(1日3時間以上)のほうが、それらの経験比率が高いそうだ。
『LINK Power Drive』には、この2つの問題を解決するための様々な機能が備わっている。
1つ目はUSBとlightningコネクタを使った高速通信機能。iPhoneやPCのデータを保存し、従来製品の約4倍の速さで転送可能となる。例として100MBの動画ならわずか12秒ほどで転送が済んでしまうそう。またそのスピードを利用し、ストリーミング再生にも対応しており、データをローカルディスクにコピーしなくともそのまま楽しめるのだ。
2つめはモバイルバッテリー機能。3,000mAhと、最大モデルのiPhone6 Plusでも十分な容量であるが、特記すべきはデータ転送中や再生中であっても充電可能な点。途中でスマホ本体のバッテリーが切れ、データの破損といった心配も少ない。
3つめは、本体に内蔵されたスタンドだ。地味であるが、ユーザーのニーズをとことん考えた結果なのではないだろうか。動画やWeb閲覧のほか、資料作成やメールの返信等、いろんなシーンでの活用が期待できる。
サイズも最大幅73mm、厚さ21mmと思った以上にスマート。ラインアップは16GB〜64GBで9,100円からと、モバイルディスクにしては少々割高だが、その多機能ぶりはまさに“痒い所に手が届く”仕様となっている。
SSD機能のおかげで使用頻度が高まり、モバイルバッテリー内蔵により外に持ち出す意味も大きくなる。もう一度申し上げたいのだが、なぜこれらが一つになった製品が少ないのだろうか。
家でも、オフィスでも、旅先でも、あると便利な外付けメモリ。検討してみてはいかがだろう?
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【参考・画像】
※ LINK Power Drive – イメーション株式会社
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