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染色体のテロメアを伸ばす手法で「若返り」が本当にできてしまいそうだ

細胞分裂の能力を向上させる

テロメアを伸ばすタンパク質をエンコードされたRNAを培養中の人間の細胞に供給することで、細胞分裂の能力が大幅に向上したというのだ。

もう少し詳しく説明しよう。ただし、かなり専門的な分野なので、用語の使用が厳密でないかもしれないが、そこはご了承いただきたい。

テロメアというのは、われわれの染色体の先端につくキャップみたいな部分だ。この部分は“若さ”と密接に関連している。若いうちは、テロメアは8,000〜10,000ヌクレオチド分の長さがあるが、細胞分裂を繰り返すたびに短くなっていく。そしてある程度の短さになると細胞分裂は止まる。これが老化だ。

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しかし、同大学の研究チームは、約1,000ヌクレオチド分のテロメアを伸ばす方法を見つけたという。つまり、そのぶん人間の細胞を若返らせることができるというのだ。これは人間の人生でいうと何年ぶんにもあたる。