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「皇帝ペンギン」をヒントにしたらエネルギー効率が2倍になったモービル

従来の2倍のエネルギー効率を可能にするモービル

『南極リサーチユニット』と名付けられた小型のモービル。名前こそシンプルだが、極限の環境でもより快適に研究が行えるよう、様々なアイデアが隠されている。

遊牧民の生活をヒントにしたこのユニットにはキャタピラが装備され、研究に適した場所へ自由に移動できるようになっている。もちろん補給を受ける際も、そのまま移動すればよいのだ。

ユニットの内部は、リビングルーム、ワークエリア、アクティビティルームの3エリアに分かれている。彼らだってなにも研究ばかりしているわけではない(いや、本当に研究しかしない研究員もいるというが)。基本的な生活に、研究室、それに休息や娯楽を楽しむ空間が用意されている。

南極専用モービル 皇帝ペンギン

そしてこのユニットのもっとも優れた点は、ユニット同士がひとつの有機体のように組み合わさり、エネルギー、特に室内の温度を共有できる点である。

南極専用モービル 皇帝ペンギン

皇帝ペンギンが、寒さを凌ぐために体を寄せ合って効率よくエネルギーを保存している様子からヒントを得たこのアイデアは、熱損失を従来の約50%にまで抑えることが可能となるらしい。