電話としてはもちろん、インターネットからゲーム、電子マネー利用まで、いまや私たちの生活のあらゆるシーンで使われるスマートフォンだが、あなたは普段どのように手入れをしているだろうか。
スマホの表面には、日常で手を触れる他のあらゆる機器と同様、多くの雑菌が繁殖していることが知られている。「スマホにはトイレ内よりも多くの雑菌が生息している」といったセンセーショナルなニュースの見出しに驚かされたことがある人も多いと思うが、携帯デバイスの殺菌消毒は現代人にとって喫緊の問題といっていいだろう。
そんな問題を解決する、充電と同時にデバイスのUV殺菌を行うことができる画期的なアイテムがある。それがこちらの『PhoneSoap』だ。
スーパーバグと呼ばれる耐性菌に対しても効果を発揮
『PhoneSoap』は世界で初にして唯一の、チャージ中にスマホを消毒する充電器。
上下の両面に搭載された2本のランプからは、UV-Cという強い殺菌作用を持つ紫外線を発せられるが、この特殊な波長を持つ光線は細菌の細胞壁を通過し、内部のDNAに直接働きかけ菌を死滅させる。
注目すべきは殺菌作用の強力さで、この機器の発する紫外線は抗生物質や化学物質に抵抗力を持つ、いわゆる“スーパーバグ”と呼ばれる耐性菌に対しても効果を発揮するのだ。
湾曲した内部の反射性を持つ表面によって、セットしたスマホは全体がUV-C光線で隈なく殺菌される。
もっとも、携帯電話を想定してデザインされてはいるが、 153ミリ× 95ミリ× 20ミリの内部に収まるものであれば、身近な小物なども『PhoneSoap』を利用することが可能だ。
使用前後で比べると効果は一目瞭然。
細部の仕様もユーザーライクにデザイン
購入時にはマイクロUSBプラグがセットされているが、USBポートで本体と接続されているだけなので、iPhoneユーザーの場合でも普段使っている充電ケーブルに交換することができる。
スマホの充電というと多くのユーザーが夜に行うものなので、蓋を閉じた状態でアラームや着信音が聞こえるかが心配だが、その点への配慮も申し分なし。『PhoneSoap』は側面部に音響効果を備えた切り口が入れられており、充電中にデバイスが発する音を聞き逃すことがないようデザインされているのだ。
現在、公式サイトで59.95ドル(送料19.95ドル)で販売中。風邪予防のために手洗いを徹底しても、その後にスマホを触っては元も子もない。インフルエンザが蔓延する季節、これ以上ないアイテムではないだろうか。
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