“カーシェアリング”は1987年にスイスで発祥した後、90年代に北米にも広がり、現在では欧米を中心に世界27カ国以上で運営されている。
スイスでカーシェアリングがいち早く普及した背景には、以下のような特徴があったそうだ。
(1)国土が狭いため、駐車場の確保が容易でない
(2)鉄道等の公共交通機関が発達しており、クルマへの依存度が低い
(3)クルマをステータスとして所有する意識が薄くなっている
これらの特徴はそのまま日本にも当てはまり、日本でも都市部を中心にカーシェアリング市場の急成長が目立つようになってきた。