軽量化&強力な処理能力をもつBebop Drone
アクションカメラに4つのローターを装備したかのような風貌の 『Bebop Drone』は、サイズは小さく、重量はたったの400g。『AR. Drone』のときから安全性に気を配り、プロペラガードを筐体デザインに取り込んだほどだが、この『Bebop Drone』もワンタッチで着脱可能なガードを装着可能。このほかパーツはすべて簡単に取り外せる構造になっている。
搭載されるカメラは14メガピクセル、視野角180度の広角で静止画4,906×3,072、動画はフルHD1,980×1,080p/30fpsで撮影可能。画像処理によりスタビライズを行うことで機械式ジンバルを省略、小型化に貢献している。これを実現させたのが、強力な処理能力を持つP7デュアルコアCPU、クワッドコアGPUの搭載である。
スカイコントローラーで操縦はさらに簡単、高度に
ハード面も進化しているが、ユーザーインターフェースがさらに進化している。スマートフォンやタブレットで操作できるのはもちろんだが、ヘッドマウントディスプレイを接続可能な“スカイコントローラー”を使えば、本格的な一人称視点のファーストパーソンビュー操縦(FPV)が可能だ。
スカイコントローラー自体はプロポのようにスティックが左右グリップについたもので、より細かな操縦に対応可能。ソニーパーソナルビューワー、ツァイスOLEDシネマイザーといったヘッドマウントディスプレイを接続すれば映像をリアルに投影し、まさに飛んでいる感覚を得られる。また、強力なWiFiが使用できるため飛行可能距離も広がり、FPVの有用性が高まっている。
その他、GPSを利用し自動的に飛行させるフライトプランを作成可能など、これまで以上に安全にイージーフライトを楽しめるようになっている。これは『DJI Phantom2』のいいライバルとなりそうだ。
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