2021年8月9日(月)、堀江貴文氏がTwitterを更新。東京五輪について、日本代表選手の活躍の裏に潜む、過去と現在の価値観の変化について指摘しました。
世界で活躍する若い世代…指導法の変化も要因?
この日堀江氏は、「なんか私たちの世代のアスリートは世界に一歩及ばない感じがしてたけど今の若い世代は全然そんなことない理由を考えてた」とのコメントを添えてTwitterに投稿。世界基準で見た日本人代表選手実力について、自身の世代と現在の世代を比較考察する内容を綴りました。
なんか私たちの世代のアスリートは世界に一歩及ばない感じがしてたけど今の若い世代は全然そんなことない理由を考えてたんだけど、我々世代は指導者による体罰当たり前、セクハラパワハラなんでもござれで真夏に水を飲ませてもらえなかったの思い出した。
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 9, 2021
世代間の差がある理由ついて、堀江氏は「我々世代は指導者による体罰当たり前、セクハラパワハラなんでもござれで真夏に水を飲ませてもらえなかったの思い出した」と示唆します。
また、堀江氏は、自身の世代の練習法について、実際に経験した内容についても告白。小学校6年間柔道をしていたことを明かし、「指導者(地元の警察官)が、練習中に欠伸をしたり喋っただけでボコボコにされて、砂利の上で足に竹刀を挟まれて一時間座れとかいう謎の拷問をさせられたりした」とコメントしました。
俺も小学生六年間やらされてた柔道が嫌いだったのも指導者(地元の警察官)が、練習中に欠伸をしたり喋っただけでボコボコにされて、砂利の上で足に竹刀を挟まれて一時間座れとかいう謎の拷問をさせられたりしたからだからなぁ
— 堀江貴文(Takafumi Horie) (@takapon_jp) August 9, 2021
共感の声とともに別の要因も指摘
堀江氏の投稿には、ファンから共感の声が殺到。堀江氏の境遇に似た経験を明かす人も多く見られました。
また、「時代が進んで、トレーニングが精神論から合理的・科学的に変化した証拠ではないでしょうか。次のパリも楽しみです!」という声も。かつて広まっていたとされる“根性論”も衰退し、科学の発展に伴って合理的なトレーニングが採用されるようになったのが、世代間の差において大きな要因なのかもしれません。
確かにそうですよね!時代が進んで、トレーニングが精神論から合理的・科学的に変化した証拠ではないでしょうか。次のパリも楽しみです!
— Mr. MAYHEM (@TB12ers) August 9, 2021
なかには、「私もオリンピック強化指定を頂いてました」という人からもコメントが寄せられています。「そこまでに辿り着くまで、生きているのが不思議なくらい、毎日殴られて、火をつけられなんとか生き延びて来ましたが、私の周りには実力値はかなり高くても、途中で潰れていく奴は何人もいました」と語ります。体罰により実力者の芽が摘まれていくことも、競技レベルの水準に関係している可能性もあるのではないでしょうか。
それだけではないと思いますが、大きな要因の一つですね。
私もオリンピック強化指定を頂いてましたが、そこまでに辿り着くまで、生きているのが不思議なくらい、毎日殴られて、火をつけられなんとか生き延びて来ましたが、私の周りには実力値はかなり高くても、途中で潰れていく奴は何人もいました
— 世界のごっちゃん (@8DGKUOgi5AOytSi) August 10, 2021
かつて是とされていたものが改められ、成長が促進されることはスポーツ以外にも当てはまるでしょう。当然とされる価値観を疑ってみることも、大事な考え方なのかもしれません。
【画像・参考】
※@takapon_jp/Twitter