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茂木氏「ひどすぎる」入管の非人道的行為を批判ツイート

8月22日(日)に茂木健一郎氏がTwitterを更新。名古屋入管内における非人道的行為について「ひどすぎる」と述べて痛烈に批判すると、コメントが寄せられました。

入管職員による非人道的行為の全容が判明

FNNプライムオンラインの報道(※1)によると「名古屋入管に収容中死亡したスリランカ人女性のウィシュマさんの問題について、遺族にのみ開示された監視カメラの映像の全容がわかった。そこに映し出されていたのは、日々衰弱しながらも生きようとしたウィシュマさんの姿と入管職員の人権を蹂躙する非人道的な行為だった」と述べられていました。

また「遺族の代理人の弁護士団は、収容中の状況をさらに詳しく調べるため名古屋入管に対して行政文書の開示請求を行った。しかし名古屋入管から送られてきたのはほぼ黒塗りの約1万5千枚の文書だった」と報じられていました。

これに対して茂木氏は「ひどすぎる。全データの開示を」と述べて、非人道的行為を批判しました。

ウィシュマさんは体調が悪化しているのにも関わらず、なぜ医師による十分な手当を受けられず、死に至ってしまったのでしょうか。なぜここまで非人道的な扱いを受けてしまったのでしょうか。

非人道的行為に同じく批判の声

非人道的行為を痛烈に批判した茂木氏のコメントに対して、同意する声がみられました。

「もう刑事罰で処分してほしい。もちろん環境改善を行うことも当然だし、遺族に対する慰謝料も当然ですが、明らかに過失致死でしょ」と収容環境の改善や、非人道的な行為への処罰、遺族への適切な対応などを強く求める声もありました。

さらに入管庁の職員が遺族に対し、非人道的行為を「これは日本のジョークです」と説明したという報道(※1)の内容から「こんなジョークは許せません。真相解明し、根本的な入管の改革が必要です」と胸を痛めたツイートもみられました。

このような非人道的な行為は、許されることではないでしょう。しかし、問題となった行為だけでなく、入管の制度にも欠陥があるのではないでしょうか? 

今回の件に関しても、直ちに本国へ送還されていれば、このような事態には陥らなかったかもしれません。まずは、入管庁はすべての映像や文書を公開すべきですし、そのデータをもとに入管施設の実情を判断した上で、議論を進めていくべきなのではないでしょうか。

【画像・参考】
@kenichiromogi/Twitter
※1【独自】「“鼻から牛乳”は日本のジョークです」ウィシュマさん映像の全容判明 – FNNプライムオンライン
※megaflopp/Shutterstock